名古屋市内を流れる堀川は,多くの都市河川と同様に水質悪化が深刻な問題となっています.
堀川は,自己水源をもたず,未処理の排水が流入しており,さらに伊勢湾の潮汐に伴う塩水遡上の影響を受けている特殊な河川です.そのため,行政や市民団体による活発な浄化活動があるものの,現在のところ,有効な改善策が見出せないていません.
そこで本研究室では,現場調査や室内試験をもとに,汚れの主要要因であるヘドロの実態の解明,環境の改善を目指しています.